ホームベーカリー以外で、食パン作りに必要な道具は?
あまりお金をかけたくないから、家にあるもので代用したいな。
というお悩みのパン作り初心者さんに向けて、ホームベーカリー以外にそろえたいパン作りアイテムをご紹介。
初めのうちにあれこれ道具を買いすぎると、結局使わないで後悔することになりますよね。
そんな悲しい思いをしないために、食パン作りで最低限 必要な道具を3つにしぼりました。
また、私が実際買って良かった道具、あるとさらにパン作りの世界が広がるものまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ホームベーカリーで食パン作り!必須な道具3選
食パン作りで必要な道具は
- デジタルスケール(計り)
- オーブンミトン
- ブレッドナイフ(パン切りナイフ)
と、ほぼご家庭にあるこの3つだけ。
はじめはこれで充分です。
家にあるとはいえ、それぞれホームベーカリーでの食パン作りに最適な特徴があるのでご紹介します。
デジタルスケール(計り)
一番理想的なのは、最小0.1gで最大2kg以上はかれるデジタルスケールです。
デジタルスケールに、小麦粉、砂糖、塩と材料をどんどん追加して計量します。
重量オーバーでエラーになる心配がないように、最大重量は余裕のあるものがベスト。
ホームベーカリーに計量スプーンが付属されていますが、
ドライイーストはデジタルスケールではかることをおすすめします。
レシピの中には、『ドライイースト2.8g』など、0.1g単位の細かいものも存在します。
0.1gでも重さが違ったら失敗する、ということはありませんが、出来るだけ近付けたい。
うちに元からあったデジタルスケールは0.5g単位ですが、それでも良いような気もします。
私は正確に計りたくて、0.1g単位の小さいスケールを追加購入しました!
オーブンミトン
焼き上がったパンケースはとても熱いので、オーブンミトンをはめて取り出します。
パンケースから食パンを取り出す時は逆さまにして持つので、
手首まで隠れるくらいの長さがあると、やけどの心配がありません。
もちろん片手では作業できないので、両手用が必要です。
パン切り包丁(ブレッドナイフ)
パンを切るなら、パン切り専用のナイフがおすすめです。
普段料理で使っている包丁でも食パンを切れなくはありません。
しかし、パンが潰れたりして上手く切れず、断面がボソボソに。。
刃の型がギザギザになっているブレッドナイフを使えば
サンドイッチや厚切り食パンなど、好きな厚さできれいに切れます。
断面がきれいに切れると、パンの食感も良くなり美味しさUP!
食パンを切るには刃渡り21cm以上が使いやすいです。
私はヤクセルの刃渡り25cmのブレッドナイフを愛用してます。
いただき物ですが、使いやすいです。
買って良かったパン作りに使う道具
パン作りに最低限必要な道具をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
ここからは、必須ではないけれど あると便利な道具のご紹介です。
パン切りガイド(食パンスライサー)
パン切りガイドは、食パンの厚さを均等に切れるアイテム。
パン切りガイドがあれば、ガイドに添って切るだけでまっすぐ切れます。
食パンを縦に置くのと、横に寝かせて置くタイプのパン切りガイドがありますが、
食パンには縦に置くタイプの方が最適です。
私はスケーターのこちらのパン切りガイドを使っています。
縦の長さ制限がなく、横幅は広がるのでどんな食パンでも入る優れもの!
厚さ調節のスライドが固くてスムーズに動かないのがちょっと難あり。
実家では↑この商品を使っています。
シンプルな作りで収納もコンパクト。
お値段もリーズナブルなのが嬉しいですね。
バターケース
こちらのバターケースは、バターを5gずつにカットできるワイヤープレートが付いています。
あらかじめカットしておけば、ホームベーカリーに入れるときに毎回切る手間が省けて時短に!
バターは切れる固さになるまでしばらく冷蔵庫から出しておきます。
切るときは斜めになると失敗するので、まっすぐ垂直に押し込むのがコツ。
お掃除ブラシ
ホームベーカリーのパンケースを洗うのに、お掃除アイテムがあると便利です。
百円均一にあるストロー洗いブラシは、パン羽根の穴を洗うのにぴったり!
私は子供のストローマグ洗い用に昔買ったブラシが家にあったので、それを活用してます。
パンの成形をする時にあると良い道具
生地コースを使ってパン作りをする時に使う、あると便利な道具です。
家にあるものでも代用可能なので、まずはあるものでトライしてみてもOK
ガス抜きめん棒
パン生地を伸ばすときに活躍するのが、このガス抜きめん棒。
普通のめん棒と違い表面にデコボコがあるので、パン生地がくっつかずガス抜きができます。
サイズは大と小があります。
ちなみに、パン生地のばす作業は普通のめん棒でももちろん代用できます。
スケッパー(カード)
パン生地を分割したり、台や手にくっついたパン生地をきれいにする時に役立つスケッパー。
セリアの製菓材料コーナーにかわいいスケッパーを発見!
金属製のものもありますが、固さのあるプラスチック製がおすすめ。
私がスケッパーを買おうと思った当時は100均に良いのがなかったのでcottaで購入しました^^;
生地の分割は包丁やゴムべらでも出来るけど、やっぱりスケッパーがあると作業がしやすいです。
布巾
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パンを成形する前のベンチタイムで、生地が乾燥しないように上にかぶせる布巾です。
ラップやビニール袋でも代用できますが、使い捨ては勿体ないしゴミが増えると環境にも悪いので^^;
濡らして固く絞った布巾をパン生地にかぶせるので、毛羽立ちがなく厚みがないものがベスト。
私は家にあるガーゼ(子供が赤ちゃんの時に買ったけど、使わず保管していたもの)を使ってます。
ただ面積が狭いので、調べたところ無印の『落ちワタ混ふきん』が良いみたい。
毛羽立ちもなく、適度な厚みで大きさも丁度良いのだとか。
ということで、早速無印で買ってみました。
うわさ通り毛羽立ちはなく、しっかりした布巾です。
カラーは3色セットのものと、全部白だけのものが売り場にありました。
うちのオーブンの天板に広げてみると、あらピッタリ!
これだけ大判だと、パン生地がはみ出ることなくベンチタイムできそうです!
12枚もあるので、お皿拭きなどにも活用したいと思います。
最寄りに無印のお店がない方は、ネットでも購入できますよ。
パンこねマット(ペストリーボード)
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パン生地をこねたり成形するときに使います。
まな板で代用も出来ますが、衛生面を考えると分けて使いたいところ。
作業するときにズレないように、しっかり重さのあるものを選んだり、
下に滑り止めシートを敷くとストレスなく作業ができます。
私は最初手ごねをするときにこねる場所がなかったので、
セリアで製菓用のマット(プラスチックの薄いまな板みたいなもの)を買って、
養生テープでテーブルに貼り付け固定して使ってましたw
その後、cottaでペストリーボードを買いましたが、大きいし重いし、
置き場所に困るのと洗い辛いので、メモリ付きで良い物なのにちょっと勿体ない気分です。
ちょっとした作業なら薄い製菓マットで充分だと思います。
食パン型
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ホームベーカリーで全て仕上げる食パンも楽でいいですが、
食パン生地だけをホームベーカリーで作って、焼成は食パン型を使ってオーブンで焼くと
パン屋さんで売ってるような食パンに仕上がります。
自分好みの大きさや形で焼けるし、ネコ型なども可愛いので思わず笑顔になりますね^^
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私はこちらの浅井商店の食パン型を使っています。
ほんと買ってきたパンみたいに焼けて、最初感動しました!
浅井商店YouTubeで食パンレシピも公開されています。
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こちらのラウンド型もパン屋さんでよく見かけるタイプ。
カフェみたいなオシャレ食パン♪一度挑戦してみたい!
代用で済ませているパン作りの道具
とりあえず買わなくても事足りている道具をあえて上げると、
ケーキクーラー
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ケーキクーラーは、焼けたパンを乗せて冷ますのに使います。
私はトースターの網が取り外せるので、それを代用して使っています。
天ぷらのバットに付いている網を利用するのもありだと思います。
あえてパン用に買う必要性を感じなかったので、ケーキクーラーは買っていません。
食パン作りに必要な道具はシンプル!
ホームベーカリーで食パンを作るには、ご家庭のキッチンにある道具で気軽に始められます。
食パン以外にもいろんなパンを作ってみたいな、と思ったら必要な道具を揃えたらいいと思います。
私は物をたくさん増やしたくないので、代用出来るものはなるべく買わずに済ませているつもりですが、
ついつい道具が増えていくので、見極めながら道具選びをするのが大切だと思います。
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